プロジェクト

リオツバ・ニッケル

リチウムイオン電池に欠かせない原料であるニッケルを日本は輸入に頼っています。その主要な輸入元はフィリピンで、住友金属鉱山や大平洋金属、双日、三井物産などの日本企業が出資し、パラワン州リオツバ鉱山と北スリガオ州タガニート鉱山で採掘や製錬事業を行なってきました。国際協力銀行(JBIC)の融資、日本貿易保険の付保もなされています。FoE Japanはこれまで、両地域での河川の水質汚染や生態系への影響、先住民族の生活・文化の破壊などの問題を指摘し、関連する日本企業に根本的な問題の解決を求めてきました。

リオツバでは、既存の採掘地域に隣接するブランジャオ山に採掘を拡張する計画が進もうとしており、現地法で自然保護区に相当する生態系豊かな森林が失われることに対し、環境団体等が警告を発しています。こうした様々な問題の解決のため、関連する日本企業の積極的な対応が求められています。

 

リオツバ・ニッケル

 

2025.05.012025.05.01

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2025.04.282025.04.28

【オンライン報告会】フィリピンでつづく日本企業の無責任なニッケル開発と環境汚染~脱炭素推進の陰で進む「不公正」な移行を考える

2025.04.162025.04.16

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2025.04.142025.04.14

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2025.04.102025.04.16

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2025.03.212025.03.31

日・フィリピン市民団体が住友金属鉱山に要請「パラワン州でのニッケル採掘・製錬事業の停止を」―水質汚染とコミュニティ被害の拡大の可能性を懸念

2025.01.172025.01.31

2/24『レアメタルと気候危機』上映会&交流会

2024.12.062024.12.06

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2024.10.242024.11.11

COP29直前ウェビナー:誰にとっての「公正な」エネルギー移行?鉱山開発に「No」の声から考える